この記事では新型コロナウイルスによって生まれた新しい職業を紹介します。
この記事で紹介する職業のキーワードは
タッチレス(非接触)
です。
つまり
- 直接的に人と接しない仕事
- タッチレスでの生活を推進するような仕事
などが新型コロナによって新しく生まれたり、注目されたりしているのです。
オンラインでのツアーガイド
ふつう、旅行をすると長い距離を移動し、旅行中はたくさんの人と接します。
このような特徴があるので、新型コロナ禍で国内・海外問わず旅行する人は劇的に減りました。
しかし新型コロナによって、オンラインで旅行を楽しむ人が増えつつあります[1]ニッポンドットコム:異業種も参入:コロナ禍が生んだオンライン旅行。
その結果として
- オンラインツアーガイド
- バーチャルホスト
などと呼ばれる、インターネットをつかったオンライン空間での旅行・ツアーガイドのような仕事をする人が増えました。
オンラインなので色々な制限・制約があり、正直なところ現実世界でのツアーガイドほどはお金を稼げないと思います。
それでも、あのAmazonがオンライン旅行に参入するなどしているので、副業として成立するくらいの市場にはなるかもしれません[2]サービスの名前は「Amazon Explore」です。日本からの利用もできます。。

このような働き方をすると色々なリスクを下げることができます。
アバターで接客するアバター店員
店舗などでお客さんを接客する仕事に就いている人も新型コロナによって大きな悪影響を受けました。
ただ、接客業についても旅行と同じくデジタル化が進行しており
「アバター店員」
という、新しい仕事というか働き方が徐々にですが導入されています。
アバター店員とは名前そのまま、アバターとして接客する店舗スタッフのことです。
下の画像を見てください。

スーパーでアバター店員が接客する様子 千葉日報の記事から引用
このようなディスプレイにアバターを表示し、接客するようなイメージです。

すでにアバター店員は
- 飲食店での接客
- 販売スタッフ
- 空港などの接客スタッフ
などの場所で導入されていたり、試験的に導入されています。

空港内のアバター実験の様子 JALのプレスリリースから引用
まだ少ないですが求人募集などもありますので、興味がある方は求人情報サイトなどから探してください。
在宅で治験に参加する在宅治験モニター
短時間でかなり儲かるバイト・副業として有名な治験モニター。
けれど治験も新型コロナによって実施が難しくなっています。
けど創薬などにおいて治験は欠かすことができない大事な要素です。
それで増えてきたのが、在宅での治験モニターという仕事です。
仕事の内容はとてもシンプルで、自宅から治験を受けるだけです。
必要なときは医療関係者が自宅にきて検査してくれるので、移動などの負担はほぼ無くなります。
まったく新しい副業ではありませんが、「コロナによって生まれた新しい在宅の副業」という感じでしょうか。
フードデリバリーのコンサルタント
飲食店には
- 複数人で訪れる人が多い
- 長時間滞在し、会話をする人たちが多い
という特徴があります。
いわゆる「密」になりやすい環境ですよね。
そのせいもあり、緊急事態宣言などが出ると国や都道府県によって規制されやすくなります。
規制されたとしても、飲食店はお金を稼がなくてはなりません。
だからウーバーイーツや出前館のようなフードデリバリーに参入する飲食店が増えています。
デリバリーでの販売は店舗とは異なるノウハウが必要です。
けれど飲食店にとって、お金を稼ぐためにすぐにでもノウハウを手に入れる必要があります。
だから、飲食店のデリバリー参入のアドバイスをする「フードデリバリーコンサルタント」の需要が増えています。
フードデリバリーコンサルタントとは、簡単にいえば経営コンサルタントのフードデリバリー版ですね。
これからの時代、フードデリバリービジネスに詳しい人の需要はとても高くなると思います。
タッチレス・非接触化は止まらずに進行し続ける
新型コロナウイルスによって、人と人との接触には病気の感染リスクがあるとわかってしまいました[3]ミクスonline:21年1月 インフルエンザ患者数 直近5年平均の1000分の1 「流行なく春を迎えるかも」。
世界中の市民がこのような事実を知ってしまった以上、タッチレス・非接触化は進行し続けるはずです。
おそらく、これからタッチレス・非接触の仕事は増えて行きます。
リモートワーク・テレワークなどに興味がある人はマメに求人動向などをチェックしてください。
引用・脚注
↑1 | ニッポンドットコム:異業種も参入:コロナ禍が生んだオンライン旅行 |
---|---|
↑2 | サービスの名前は「Amazon Explore」です。日本からの利用もできます。 |
↑3 | ミクスonline:21年1月 インフルエンザ患者数 直近5年平均の1000分の1 「流行なく春を迎えるかも」 |
コメント