SDGsに関わる仕事にはどんな職種があるのか?

SDGs(持続可能な開発目標)が注目されています。
下の画像はGoogleをつかい「SDGs」と検索した人の推移のデータです。

Googleをつかい「SDGs」と検索した人の推移

2017年くらいからジワジワ増え、2021年5月現在にいたるまで右肩上がりで増えていることがわかります。
つまり、SDGsに興味・関心を持つ会社が人が増えているのです。

では、SDGsに関わる仕事にはどんなものがあるのでしょうか。
この記事では「SDGsに関わる仕事」について説明します。

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SDGsに関わる仕事ってどんな仕事?

まずはじめに、SDGsに関わる仕事とはどんな仕事なのかを説明します。
SDGsには17つの目標があります。
17の目標は下の画像で綺麗にまとめられています。

SDGs(持続可能な開発目標)17の目標

SDGs(持続可能な開発目標)17の目標 イマココラボのサイトから画像引用

SDGsとは何か。
これついてはきっちり定められています。
だから
「SDGsに関わる会社や仕事」
とは
「SDGsの17の目標と関わる会社や仕事」
ということになります。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
17つの目標には「169のターゲット」と「232の指標」が紐づいています。なので、SDGsにはかなり多くの要素があります。

SDGsに関わる会社は「ほぼ全部」

ではどんな会社に入れば
「SDGsの17の目標と関わる仕事」
ができるのでしょうか。

結論を言ってしまうと
「ほとんどの会社・仕事がSDGsに関わっている」
となります。

民間企業だってSDGsに関わっている

SDGsは社会問題を解決するための目標で、とても幅広いものです。
つまり、社会問題を解決する会社や仕事をすればSDGsに関わることができる確率がとても高くなります。

ここで、知っておいて欲しいことがあります。
「SDGsに関わりたい!」
と考えているからと言って、NPOやNGOなどの組織・団体で働く必要はありません。

なぜならば、民間企業(普通の株式会社)だって社会問題を解決しているからです。

おなじような理屈で、メディアに取り上げられる機会が多い社会起業家が創業した
「ソーシャルベンチャー」
と呼ばれる会社に入る必要もありません。
なぜならば、普通の会社だって社会問題を解決しているからです。

ほとんどの企業の仕事は「社会問題の解決」

じつは、ほとんどの企業は社会問題を解決しています。
会社の規模は関係ありません。
零細企業・中小企業・大企業。
規模の大小に関係なく、ほとんどの会社は社会問題を解決しているのです。

というのも、営利を目的とする民間企業でも、顧客となる企業や人の悩みや問題を解消することによって儲けを産んでいるからです。
SDGsはとても幅広い概念です。
だから、世の中の社会問題を解決する企業は広い意味でSDGsに関わっていると考えることができます。

いまのところSDGsとの関わりは無い、もしくはかなり薄いと思いますが、世間からの印象が良くないであろうパチンコ店だって社会問題を解決しています。
なぜなら、現代人にとって大きな問題である「暇(ひま)」という問題を解決しているからです。
もし将来に「暇」がいまよりも大きな社会問題になったとき、パチンコ屋やカジノなどがSDGsとして注目されることだってありえます。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
業界トップクラスの規模のパチンコ店グループなどは社会貢献活動にかなり積極的ですので、ビジネスで得た収益でSDGsに取り組んでいる、という捉え方だってできます。

積極的にSDGsに関わりたいなら上場企業がおすすめ

おおくの企業はSDGsに関わりがあります。

ただ、積極的にSDGsに関わりたいと考えているなら規模が大きい企業、できれば株式を上場している企業で働くのがおすすめです。
というのも、大きな企業にはSDGsに取り組まなければいけない理由があるからです。

というのも、大きな企業は

  • 法人や個人の投資家から投資してもらうため[1]SDGsに取り組んでいないと、投資家からの投資対象に選ばれないことが増えたからです。
  • 若くて優秀な人材を採用するため[2]広島大学の調査によると、若い世代ほどSDGsを意識している企業で働くことを希望しています。
  • 自社のモノ・サービスをSDGsに敏感な消費者に販売するため[3]若い消費者はSDGsに積極的な企業のモノ・サービスを購入する傾向があるからです。

などの理由により、SDGsに積極的に取り組まなければなりません。
SDGsに取り組まないと投資家や消費者から見放され、さらには時代の取り残されてしまうのです。

だから、もし会社員としてSDGsに積極的に関わりたいなら上場企業で働くのがおすすめです。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
上場企業は機関投資家や個人投資家などの「既存株主」からも圧力を受けるので、SDGsに積極的に取り組む確率がとても高いことも理由のひとつです。

直接的にSDGsに関われる仕事・職種は少ない

はじめにSDGsに取り組める確率が高い会社について説明しました。
次はSDGsに関われる確率が高い職種(職業)について説明します。

ほとんどの仕事がSDGsに関わっている

SDGsに関わる仕事について説明したいのですが、職種についても会社と同じく
「ほとんどの仕事がSDGsに関わる仕事と言える」
というのが実際のところです。
これは、会社に所属して真面目に仕事をしていれば、社会の様々な問題を解決することになるからです。

会社という器(うつわ)を通して間接的にSDGsに貢献するようなイメージですね。
だから、肩肘をはらずにいつも通り働くだけでSDGsに貢献している確率は高いのです。

サイト管理人 南研吾
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働いて、しっかりと税金を払っているという行為だって間接的にSDGsに貢献していると捉えることもできます。
企業についても同じで、利益を出してそこから税金を納めればSDGsに間接的に貢献することになります。

SDGsは経営に関わる大きな仕事

普通に会社員として働けば、それだけでSDGsに貢献ができます。
とはいえ、SDGsに興味があり
「SDGsに関わる仕事がしたい!」
という方はより積極的にSDGsに関わりたいのだと思います。

ただ、企業のSDGsについての取り組みは

  • 外部の投資家からの自社への投資
  • 人材採用
  • モノ・サービスの販売

などに影響を与える、会社経営においてかなりの重要事項です。

だから誰でも簡単に関われるものではありません。
ふつうに新卒や中途で入社してもSDGs、つまり会社の経営に関われる確率はとても低いでしょう。
おおきな責任が伴う仕事なので、能力や実績が無いと会社員が直接的にSDGsに関わるのは難しいと思います。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
会社員として自社のSDGsの推進に携われる確率が高そうなのは、人事や経営企画などでしょうか。
けれど、会社によってどの部署がSDGsを推進するかは違うので、一概には言えません。

おすすめなのはSDGsコンサルタント

けれど、SDGsに深く関われる仕事がない訳ではありません。
「どうしてもSDGsに関わる仕事がしたい!」
こんな風に思っている人におすすめなのはSDGsコンサルタントです。

言葉や職業としてかなり新しい部類になりますが、SDGsコンサルタントという仕事があるのです。

SDGsコンサルタントになるには?

SDGsコンサルタントとは名前そのまま、企業のSDGsを推進するためのコンサルタントのことです。
たとえるなら、経営コンサルタントのSDGs版ですね。

すでに説明したように、SDGsは企業にとってとても大事な取り組みです。
でも社内にSDGsへの取り組みついての専門的な知識がある人材がいない、という会社がほとんどのはずです。
だから外部のコンサルタントにアドバイスをしてもらおう、という動きがあるのです。

このような企業の動きを大手コンサルティング会社は見逃しません。
コンサルティング会社は社内にSDGsに詳しい人材を抱え(もしくは育てて)、企業のニーズを取り込むことに意欲的です。

以下のようなニュースも増えています。

このように、どんどんSDGsのコンサルティングを行う会社が増えています。
だから、コンサルティング会社にコンサルタントとして入社できれば企業のSDGsに深く関われる可能性があります。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
ちなみにコンサルティング会社には「DX」「人工知能」など、いわゆる「旬のネタ」ができたらどんどんそれを企業に売り込む、という特徴があります。
とにかく企業との接点を作ろうとしているのですね。

SDGsに関連する新しい職業も誕生している

SDGsは地球に住むみんなに関係のある大きなテーマです。
けれど、傾向としては若い人の方がSDGsに関心があるようです[4]野村證券:若い世代は「SDGs・ESG」の意識が高い? 環境や社会への貢献と資産形成の両立
となると、今の若者世代が消費の主役になったとき、企業はよりSDGsに取り組む必要性が出てきます。

もしSDGsに取り組まない企業が若者から見向きもされなくなったとき、企業はこぞってSDGsに取り組むでしょう。
そうなったら、SDGsの知識やスキルがある人の需要はとても高くなり、SDGs人材の取り合いが始まるはずです。
すでに中国では

  • 二酸化炭素排出管理員
  • 海洋ごみ処理士

などの、環境に関わる新しい職業が誕生しているようです[5]AFP BBnews:中国の若者、5・5%が新職種に転職 ビリビリ調査

ニーズが高まればSDGsコンサルタントの需要が増えたり、これからSDGsに関係する新しい職業がどんどん誕生するはずです。
興味がある方は今のうちからSDGsについて学んでおきましょう。

引用・脚注

引用・脚注
1 SDGsに取り組んでいないと、投資家からの投資対象に選ばれないことが増えたからです。
2 広島大学の調査によると、若い世代ほどSDGsを意識している企業で働くことを希望しています。
3 若い消費者はSDGsに積極的な企業のモノ・サービスを購入する傾向があるからです。
4 野村證券:若い世代は「SDGs・ESG」の意識が高い? 環境や社会への貢献と資産形成の両立
5 AFP BBnews:中国の若者、5・5%が新職種に転職 ビリビリ調査

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