デジタル化への対応が不安なら新しいスキルを学べば不安が解消するかも?という仮説

PcWジャパングループが世界19カ国、32,000人にデジタル技術への適応について調査しました[1]日本経済新聞:「デジタル適応に自信ある」日本42%、主要国で最低
その結果、日本人はデジタル技術への適応について

  • 自信がある人が少ない
  • なのに、適応するために新しいスキルを学んでいる人は少ない

ということがわかりました。
まずはPcWジャパングループがおこなった調査結果を紹介します。

日本人はデジタルへの対応に不安を感じている?

最初に紹介するのは

  • 人工知能(AI)
  • Iot(モノのインターネット)

などをはじめとした、新しいデジタル技術に対して
「適応に自信がある」
と答えた人の国別の割合です。
下のグラフを見てください。

「適応に自信がある」と答えた人の割合

日本人の42%しかデジタルへの対応に自信を持っておらず、自信がある人の割合は

  • インドや中国の半分以下
  • 世界平均(80%)の半分近く

このように、かなり少ないことがわかります。
つまり、日本人の中にはデジタル化への適応に不安を感じている人が多い、ということですね。

不安だけどデジタル系のスキルを学ぶ人は少ない

日本人はデジタル技術への適応に不安を感じていることがわかりました。
じゃあ、新しい技術に適応するためにどれだけの人が新しいスキルを学んでいるのでしょうか?
こちらについてもPcWジャパングループがアンケートをとっています。

下のグラフは
「技術の変化についていくため新しいスキルを学んでいるか」
という質問に対してのアンケート結果です。

技術の変化についていくため新しいスキルを学んでいる人の割合

最初に紹介した「適応に自信がある」と答えた人の割合と同じようなグラフですね。
新しいスキルを学んでいる人の割合も中国やインドの半分以下です。
どうやら日本人はデジタル技術の習得にはあまり意欲的ではないようですね。

デジタル技術を学んでいれば不安が無くなるのでは?という仮説

紹介した二つのアンケート結果を見ると

  • 適応に自信があると答えた人の割合
  • 新しいスキルを学んでいる人の割合

この二つのデータが妙に似ていることに気づきます。
インド・中国の数字は90%くらいで、日本は40%くらいです。

「適応に自信がある」「新しいスキルを学んでいる人」を並べたグラフ

二つのデータを比べると
「デジタル技術を学んでいれば適応への不安が無くなるのでは?」
という仮説を立てることができそうですね。

本当はそんな相関関係はなく、このデータはたまたまかもしれません。
しかし
「よくわからないモノ・コトに対する不安や恐怖」
は、人がこの世界で生き残るために必要な感情です。
未知のよくわからないモノ・コトを恐れたり避けるのは別に変なことではありません。

このような
「よくわからないモノ・コトに対する不安や恐怖」
は、よくわからないモノ・コトについての知識をつければすぐに解消します。
知識がつけば自分にとって害があるのか、それとも無いかの判断ができるようになるからです。

なので、もしあなたが
「人工知能に仕事が奪われたらどうしよう・・・」
「ロボットの導入による自動化で仕事が無くなりそう・・・」
などの不安を感じていたら、デジタル系のスキルを学ぶことによって不安を解消できるかもしれません。

いまはスマホさえあれば専門的な学習ができるので、まずは

  • IT学習 オンライン 無料
  • オンライン学習 無料

などの言葉で検索し、無料のオンライン学習を探すのがおすすめです。
有料のプログラミングスクールを探すのは、少し学んでからの方が良いと思います。

新しいスキルを学べば不安を解消できるだけでなく、他にもたくさんのメリットがあります。
ぜひ楽しみながらたくさんのスキルを身につけてください。

引用・脚注

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