ウーバーイーツの配達員はキャリアアップできず、知識・スキル・人脈も増えにくい

ウーバーイーツの配達員として働けば、かなり高い確率でお金を稼げます。
しかも初期費用はほとんどかからず、お金が欲しい時にすぐ仕事を始められます。
だから、一時的なお金稼ぎをしたい人にはとても良い仕事です。

しかし「キャリア」という観点から長期的な視野で考えると、ウーバーイーツの配達員はあまりおすすめはできません。
おすすめできないのは、仕事として考えると

  • キャリアアップができない
  • 社会人として役立つ知識・スキルが身に付きにくい
  • 人脈が増えにくい

などのデメリットがあるからです。
この記事では、これらのデメリットを一つづつ説明していきます。

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個人事業主なのでキャリアアップという概念がない

日本の会社のほとんどは年功序列制(ねんこうじょれつせいせい)を採用しています。
なので会社員として働けば、勤続年数が増えるにつれて給料も高くなる傾向があります。
経験をつめば仕事内容も変わり、徐々に難しい仕事を任されるようになります。

少しづつ難しい仕事が任されるようになり、それと同じようなタイミングで給料も増えていく。
会社員はこのような「キャリアアップ」をしながら働く人が多いです。

ウーバーイーツの配達員は会社員ではなく、個人事業主です。
配達員はウーバーイーツに所属しているわけではなく、ウーバーイーツのいち取引先という関係になります。

だからという訳ではありませんが、ウーバーイーツの配達員として何年働いても報酬は上がりません。
たとえ配達員として数年にわたって素晴らしい配達実績を残しても報酬は上がりません。
報酬は上がるどころか、過去の事例を見るとこれから下がっていく可能性のほうが高そうです。

つまり、普通の会社員なら当然のようにある「キャリアアップ」という概念がないのです。
だから、今日働きはじめた新人と何年間も働いているベテラン配達員が同じ仕事(食事の配達)をします。
仕事が同じというだけでなく、報酬も同じです。
このような仕組みが良いかどうかは難しい問題ですが、長期的な視点で考えると配達員にとってはデメリットになると考えられます。

社会人としての汎用的な知識・スキルが身につきにくい

働くうえでキャリアアップは重要ですが、ウーバーイーツの配達員にはキャリアアップという概念がありません。
しかし、キャリアアップが仕事の全てではありません。
それに、キャリアアップしなくても人は仕事を通して何かを学び、そこから成長することができます。

ウーバーイーツの配達員の仕事をしていれば、そこから得られる知識や経験はたくさんあります。
具体的な例をあげると

  • 配達員として働く場所の地理の知識
  • 人気のある飲食店の知識
  • 食べ物の流行に関する知識

などを働きながら身につけることができます。

これらの知識は生活していく上で役に立つ知識です。
しかし、残念ながら社会人としてどんな場所でも役立つ汎用的な知識・スキルではありません。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
「汎用的(はんようてき)」とは「さまざまな場所で役立つ・つかえる」というような意味があります。
いまの時代に働く人にとっての汎用的な知識・スキルとしては、ワード・エクセル・パワーポイント、IT・プログラミング、営業・プレゼンなどが汎用的だと考えられます。

なのでウーバーイーツの配達員が普通の会社に就職・転職をするとき、配達員としての経歴がプラスに評価されにくいです。
配達員の仕事には
「社会人としての汎用的な知識・スキルが身につきにくい」
というデメリットがあるのです。

働き続けてもなかなか人脈が増えない

いまの時代、仕事をしながら知り合った知人・友人はとても大事です。
というのも、知人や友人から仕事を紹介してもらったりすることが増えているからです[1]Business Insider Japan:転職するなら「友達の紹介」が急上昇の理由、驚きの内定率データも
つまり、いまは人脈がある人ほど就職・転職がしやすいのです。
人脈作りという点では、ウーバーイーツの配達員は人脈作りに向かない仕事です。

ウーバーイーツの配達員をしていて、仕事を通して出会うのは

  • 食事を受け取る飲食店のスタッフ
  • 食事の配達先となる注文者

これくらいです。
さらに、配達員の利用規約で飲食店や配達員との連絡先の交換などをふくむ過剰な接触は禁止されています。
これでは仕事しながら誰かと親しくなることは難しいです。

ウーバーイーツの配達員は人脈作りには向いていない。
この点も、キャリアという観点からはマイナスになります。

「お金のため」と割り切るのがおすすめ

キャリアという観点からみたウーバーイーツの配達員のデメリットとして

  • 同じ仕事をしていてもキャリアアップの可能性がゼロ
  • 社会人としての汎用的な知識・スキルが身につかない
  • 人脈が増えにくい

などを挙げました。

キャリアという観点からはデメリットがありますが、ウーバーイーツの配達員には
「誰でも、簡単に、すぐ稼げる」
という素晴らしいメリットがあるのも事実です。
なので、「お金のため」と短期間で割り切って働くぶんにはおすすめできる仕事です。

ただ、配達員として稼いだお金は無駄遣いするのではなく

  • 将来性が高いスキルの学習
  • 就職・転職活動の資金

などとして有効的に使うことをおすすめします。
でないとなかなか配達員の仕事を辞められず、キャリアに悪影響を与えてしまう恐れがあります。

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