アメリカで物議をかもしている「Citizen」というアプリがあります。
Citizenは事故や事件の現場などを利用者に知らせるアプリなのですが、このアプリが現場から
- 事故や事件の内容や現場の様子
- 目撃者や通行人へのインタビュー
などをライブ配信してくれるリポーターを求人募集しています。
日本でもこれから似たようなアプリや仕事が出てきそうなので、どんな仕事なのかを簡単に紹介しておきます。
求人募集されている職種は「フィールドレポーター(現場リポーター)」
Citizenは求人広告をつかい、ライブ配信してくれるリポーターを募集しています。
求人広告では職種は
「フィールドレポーター」
となっています[1]JournalismJobs.com:Freelance Field Reporter / Street Team Lead。
日本風に言えば
現場リポーター(レポーター)
でしょうか。
ちなみに雇用形態は業務委託なので、いわゆるフリーランスですね。
レポートする現場は犯罪や事故などの現場
つぎはレポートする現場(場所)についてです。
冒頭でもすこしふれましたが、Citizenは
- 犯罪現場
- 事故現場
などのような、変化というか異変が起きた場所を利用者に通知するアプリです。
ライブ配信する現場は犯罪や事故がおきた場所、もしくはその付近です。
なので、若い女性がこのような場所でライブ配信するのはちょっと危ないかもしれませんね。
おもな仕事内容はリポートとインタビュー
求人広告によると、リポーターの仕事内容は
- 現場からアプリを起動し、何が起きているかをライブ配信で伝える
- 現場にいる人や事故・事件の目撃者に対してのライブ配信インタビュー
となっています。
つまりリポーター兼ライバーのような仕事ですね。
インタビューなども行うので、エンタメではなくジャーナリズム寄りになる感じでしょうか。
報酬は最大で1日250ドル
次は報酬についてです。
※正社員ではないので給料ではなく報酬という表現になります。
求人情報では、ロサンゼルスとニューヨークでリポーターを募集しており、それぞれ少しだけ内容や待遇が違います。
それでも1日あたりの報酬は最大250ドルなので、約27,000円です。
週に4・5日勤務という風に指定されていますが、月収にすると
43万2,000円〜54万円
といった感じです。
報酬はまずまず良い感じですね。
個人がジャーナリストやリポーターになる時代
スマホ時代になり、これまで報道機関として支持されてきたテレビなどのマスメディアに変化がおきています。
ニュース番組などを見ると、個人がTwitterなどのようなSNSに投稿した写真や動画がよく引用されていますよね。
プロのカメラマンや記者が現場に行くよりも早いし、安いからあのような写真や動画が使われています。
同じようなことが、レポートが必要なニュースなどでも起きようとしているのかもしれません。
もしテレビ局や新聞社以外の人でもニュースのレポーターになれるようになったら
- フリーランスのアナウンサー
- 若者から人気のあるインフルエンサー(YouTuberやインスタグラマー等)
などがどんどんニュースメディアで活躍できるようになりそうですね。
引用・脚注
↑1 | JournalismJobs.com:Freelance Field Reporter / Street Team Lead |
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