いま「エンジェル投資家」になる会社員が増えています。
エンジェル投資家は普通の個人投資家と比べると、より深く投資先と関わることができます。
だから会社員の副業というよりも、新しい働き方とも考えることができます。
この記事ではエンジェル投資をしたいと考えている会社員の方に向けて
「エンジェル投資家になるにはどの方法がおすすめか?」
を解説します。
できるだけリスクを下げ、楽にエンジェル投資をしたい方ぜひ読んでください。
投資先を見つけることからはじまる
エンジェル投資とは何か?という質問にシンプルに答えると
「個人が上場していない株式会社の株を買うこと」
このようになります。
だからもし
「エンジェル投資をするぞ!」
と思ったら、あなたの投資を受け入れてくれる未上場の株式会社を探すことから始まります。
会社員が企業経営者と出会う方法は5種類
「投資を受け入れてくれる未上場の株式会社を探す」
ということは
「未上場企業の経営者を探す」
ということでもあります。
では、経営者と出会う方法にはどんなものがあるのでしょうか。
普通の会社員でも企業の経営者と出会える方法としては
などがあります。
このようにいくつかありますが、おすすめできるのは
マッチングサイト(株式投資型クラウドファンディング)で知り合う
のみです。
残念ですが、ほかの方法は会社員をしながらエンジェル投資家になろうとしている人には向きません。
株式投資型クラウドファンディングを英語にした「Equity CrowdFunding」の略称です。
なぜ株式投資型クラウドファンディングがおすすめなのか?
なぜECFがおすすめなのかを説明しますね。
ECF以外の方法でも会社の経営者と知り合うことはできます。
ですが、経営者と会えたとしてもそこからが大変です。
エンジェル投資するにあたって、いろいろな問題が発生するからです。
例をあげると、エンジェル投資をするにあたり以下のような問題が発生することが多いです。
これらは正直なところかなりの手間ですし、交渉なども発生します。
専門的な知識だって必要です。
投資関係の仕事をしていない人にとってはむずかしい事ばかりです。
けど
「ECF(株式投資型クラウドファンディング)」
を使えば、これらの問題をまとめて解決してくれます。
だからこの記事ではECFをおすすめしています。
ECFのメリット・デメリット
会社員がエンジェル投資する方法としてECFをおすすめしました。
しかし、ECFも完璧な方法ではありません。
メリットだけでなくデメリットもあります。
それぞれかんたんに紹介します。
ECFのメリット
忙しい会社員がECFを使うメリットをあげると以下のようになります。
メリットぜんたいを整理すると
- 安全に、きちんとした会社に投資できる
- 小額から投資できる
- 投資の手間がほとんどない
というのがECFのメリットです。
要は投資のリスクが下がり、手間も減る、ということですね。
これを理解した上で投資してください。
ECFのデメリット
メリットのつぎはデメリットをあげます。
正直なところ
「急成長するのは間違いない!」
「つぎのユニコーンだ![5]企業価値が1,000億円を超える、と目されてる会社は「ユニコーン」と呼ばれることがあります。」
とみんなに思われている会社がECFをつかって投資家を募集することは少ないです[6] … Continue reading。
これはエンジェル投資をする上でデメリットだと考えられます。
けれど
- 投資できる会社数の少なさ
- 投資できる金額の上限
- 途中での売買の難しさ
などについては、これから
- 法改正による規制緩和
- ECFの普及
- エンジェル投資で購入した株が売買可能になる[7]CrowdFunding Channel:日本クラウドキャピタル・柴原祐喜氏が語る、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の秘密!
などの変化が起きそうですので、解消される可能性もあります。
ただこれらは投資家を保護するための仕組みでもあるので、どうなるかは微妙なとことです。
ECFなら手間とリスクを両方へらせる
どんな人にとっても
- お金
- 時間
このふたつは大切です。
エンジェル投資は投資です。
ギャンブルではありませんがリスクがあります。
のめり込むことにより、お金と時間の両方を失う可能性もあります。
このようなリスクを避けるためにも、エンジェル投資をするなら
株式投資型クラウドファンディング(ECF)
を利用してください。
そして、まずは小額(数万円〜10万円)のエンジェル投資からはじめ、しばらく様子を見ることをおすすめします。
引用・脚注
↑1 | 国税庁:標本調査結果 |
---|---|
↑2 | JPX:上場会社数・上場株式数 |
↑3 | 株式投資型クラウドファンディングは「第一種少額電子募集取扱業 務」とされており登録が必要です。だから信頼できる会社しかサービスを運用できません。 |
↑4 | 専門のプロが審査しているのでリスクはかなり減らせます。 |
↑5 | 企業価値が1,000億円を超える、と目されてる会社は「ユニコーン」と呼ばれることがあります。 |
↑6 | 将来を嘱望されている会社にはベンチャーキャピタル、コーポレートベンチャーキャピタル、大物エンジェル投資家などがどんどん投資するからです。 |
↑7 | CrowdFunding Channel:日本クラウドキャピタル・柴原祐喜氏が語る、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の秘密! |
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