テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の違いを解説

  • テレワーク
  • リモートワーク
  • 在宅勤務

この三つの言葉は前からある言葉ですが2020年になってから使われる回数が増えています。
どれくらい増えたのかをGoogleで検索された回数でチェックしましょう。

テレワーク、リモートワーク、在宅勤務がGoogleで検索された回数

3つの色のグラフはそれぞれの言葉で検索された回数を示しています。

  • 青→テレワーク
  • 赤→リモートワーク
  • 黄→在宅勤務

このように分かれています。
日本で新型コロナが流行しだした2月なかばに増えはじめ、東京で緊急事態宣伝がでた日の翌日(4月8日)にピークを迎えています。
みんな
「テレワークって何だ?どうやるんだ?」
と慌てて検索したのですね。
ちなみに2020年の

  • 1月1日
  • 4月8日

この二つの日の検索数を比べると、「テレワーク」という言葉で検索する人は約3ヶ月のあいだで100倍ほどに増えています。
新型コロナによって言葉の大爆発がおき、みんなが使うようになったのです。

そんなテレワークですが
「テレワークって何?」
という質問にきちんと答えられる自信はありますか?
リモートワークについてはどうでしょう。
テレワークとリモートワークは何が違うのでしょうか。
たぶん、これらの違いをすんなり説明できる人はすくないです。

けれど、リモートワークやテレワークはこれから仕事をしたり転職活動をするときに必ずつかう言葉です。
これらの言葉は、今で言う「スマホ」みたいなものです。
10年前は「スマホ」がどんなものかを説明できなくても平気でした。
でも、いまスマホを使えば何ができるかを言えないのはどうでしょう。
そんな時代遅れな人と一緒に働くのは嫌ですよね。

もしあなたがテレワークできる会社で働きたいと思っているなら、大事な面接の場で使うこともあるはずです。
だから言葉の意味や違いをしっかり理解して損をすることはありません。
この記事では

  • テレワーク
  • リモートワーク
  • 在宅勤務

この3つの言葉の意味を説明します。

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テレワークは働く場所でによって三つに分かれる

はじめは最も使われる頻度が多い「テレワーク」について説明します。
理解のヒントになるので、まずは言葉そのものの意味を知っておきましょう。
「スマートフォン」という言葉を知っていれば「スマホとは何か」を理解しやすいのと同じです。

テレワークの「テレ」は英語だと「tele」という単語です。
たぶん学校では習わない単語ですので、見たことが無いのが普通だと思います。
「tele」という言葉には「遠い」という意味があります。
テレワークは「tele」と「work」を組み合わせた造語です。
なので日本語に直訳すると「遠い場所から働く」というような意味になります。
この直訳が正しいのかを確認しましょう。

日本には「一般社団法人日本テレワーク協会」という総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省とも関係がある協会があります。
つまりきちんとした組織ということですね。
この協会がホームページのなかでテレワークとは何か?を説明しています。

テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。

引用元:テレワークとは

「情報通信技術」とはインターネットをつかって他の人とやりとりする方法、という意味です。
英語のteleworkを日本語に直した「遠い場所から働く」という言葉でもなんとなく合っていそうですね。
要はネットを活用し、決まった場所で働かない働き方が「テレワーク」ということです。

さらに一般社団法人日本テレワーク協会はテレワークには三つの働き方がある、と説明しています。
その三つとは

  • 在宅勤務
  • モバイルワーク
  • サテライトオフィス勤務

です。
言い方を変えると、この三つの働き方はすべて「テレワーク」なのです。
それぞれ説明します。

テレワークの3つの働き方

家やマンションなど自宅から働く「在宅勤務」

テレワークにある三つの働き方のうち一つ目は「在宅勤務」です。
在宅勤務とは持ち家や賃貸マンションなど、いわゆる「自宅」で働くことを意味します。

自宅からテレワークする場合は必要なものがあります。
それは

  • 仕事につかえるパソコン
  • インターネットに接続できる回線

です。
というのも、この二つをつかって会社の同僚や取引先と連絡をとりながら仕事をするからです。

自分の住む家から働くので、とうぜん通勤はありません。
その気になれば起きた5分後から仕事ができます。
自宅でも会社にいるのと同じように集中できる人や、満員電車などで通勤が苦痛だと感じている人に向く働き方ですね。

カフェや移動中の電車などで働く「モバイルワーク」

二つ目は「モバイルワーク」です。
携帯電話やスマホを「モバイル」と呼んだりするので、ピンとくる人はいるかもしれませんね。

モバイルワークでは働く場所が重要になります。
テレワークの中の一つ目として「在宅勤務」を紹介しましたが、モバイルワークは自宅や会社以外の場所で働くことを意味します。

たとえば、スタバにMacのノートをひろげて仕事をしている人がよくいますよね。
もし彼ら(彼女ら)が仕事をしているなら、あの人たちはモバイルワークをしている、ということになります。
さらに言うと、会社以外の「外出先」で仕事をすればそれはモバイルワークになります。
電車の中や移動中に歩きながら働けば、それはモバイルワークです。
だからモバイルワークはかなり幅広い働き方を意味します。

むかし「ノマドワーカー」という言葉が流行りましたが、あれもモバイルワークですね。

モバイルワークでもパソコンとインターネットを使って仕事をします。
ですが、家やオフィスではないので

  • パソコンはデスクトップではなくノートパソコン
  • ネットは自宅の回線ではなくWi-Fiやモバイルルーター

このような方法で仕事ができる環境を用意しなくてはなりません。

「モバイルルーター」とは外でもインターネットに接続するための通信機器のことです。外で仕事をしているサラリーマンのパソコンの横にささっているやつですね。

テレワークには三つの種類がありますが、その中の二つめとして「モバイルワーク」を説明しました。
最後となる三つめは「サテライトオフィス勤務」を説明します。

メインのオフィス以外のオフィスで働く「サテライトオフィス」

テレワークの三つめは「サテライトオフィス勤務」です。
在宅勤務やモバイルワークは名前からしてなんとなく想像できます。
ではサテライトオフィスとはどんな意味なのでしょうか。

これも言葉の意味から見ていきましょう。
サテライトは英語だと「satellite」という単語になり、これには「衛星」という意味があります。
そして衛星には「あるものを中心として、その周りにあるもの」という意味があります。
つまり、サテライトオフィスとはメインのオフィスではなく「小オフィス」のことです。

じゃあ子オフィスとは何だ?となりますよね。
わかりやすいものだと

  • コワーキングスペース
  • オフィス用のレンタルスペース

などが子オフィスと言えます。
簡単に言うと「メインのオフィス以外のオフィス」ですね。
説明しておくと「コワーキングスペース」とは複数の個人や法人が共同で働ける場所のことです。
「オフィス用のレンタルスペース」とは、会社などによって社員の仕事場としてレンタルされたスペース(空間)のことです。

よりはっきりとサテライトオフィスのイメージをつかみたい場合は

このようなサービスで利用できるオフィス空間を見るとサテライトオフィスをイメージしやすくなるはずです。

リモートワークの意味は「遠く離れた場所から働く」

まずはじめにテレワークについて説明しました。
テレワークには

  • 在宅勤務
  • モバイルワーク
  • サテライトオフィス勤務

この三つの種類があることがわかりましたね。

次は「リモートワーク」について説明します。
けれど、実はリモートワークには明確な定義はありません。
テレワークみたいにリモートワークを推進する協会のようなものもありません。
なので、まずは言葉からリモートワークの意味を探ってみましょう。

リモートワークは英語だと「Remote Work」という言葉になります。
「Work」の意味は「働く」なので「Remote」という言葉の意味さえわかればリモートワークの意味はわかりそうですね。
じゃあ「Remote」は日本語でどういう意味かというと

  • 遠い
  • 遠隔の
  • 遠く離れて

このような意味があります。
これらの情報を整理すると、「Remote Work」の意味を一言で表現すると
「遠く離れた場所から働く」
という意味になりそうです。
オフィスから離れた場所で働く、ということですね。

リモートワークの意味は
「遠く離れた場所から働く」
これを覚えておきましょう。
テレワークには三つの意味がありましたが、リモートワークは
「遠く離れた場所から働く」
という、一つの意味しかありません。

在宅勤務は「自宅から働くこと」

最後は「在宅勤務」です。
これはテレワークやリモートワークと比べると圧倒的にわかりやすいですね。
説明するまでもないくらいですが
「自宅から働くこと」
これが在宅勤務です。

  • 実家
  • 一軒家
  • アパート・マンション

もしあなたがこれらの場所で働けば、その働き方は「在宅勤務」です。

それぞれを図で整理するとどうなる?

ここまで説明した

  • テレワーク
  • リモートワーク
  • 在宅勤務

この三つの働き方を図で整理します。
なぜなら、図で整理することによりそれぞれの働き方をより深く理解できるからです。
まずはテレワークを図にしてみます。

テレワークの三つの働き方の図解

二番目として、リモートワークを図にします。

リモートワークの図解

三番目は図にするほどのものではありませんが、在宅勤務を図にします。

在宅勤務の図解

三つの図を見て勘の良い人はすでにピンときたかもしれませんね。
最後に、三つの働き方の違いを説明します。

テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の違い

結論を先に言います。
テレワークとリモートワークは同じ意味です。
そして在宅勤務は「テレワーク・リモートワーク」の一種です。
つまり、この三つの働き方はほぼ同じようなものなのです。

なぜこのような結論になったかを説明しますね。
まずはリモートワークです。
リモートワークの定義は「オフィスから離れた場所」で働くことでしたよね。
そうなると、テレワークに含まれていた

  • 在宅勤務
  • モバイルワーク
  • サテライトオフィス勤務

はすべて「オフィスから離れた場所」となります。
言い方を変えれば、これらはすべて「リモートワーク」です。
だから
テレワーク≒リモートワーク
となり、言葉は違うけれど中身は同じなのです。

テレワークとリモートワークは同じ意味

次は在宅勤務です。
テレワークとリモートワークの図をもう一度見てみましょう。

テレワークの三つの働き方の図解

リモートワークの図解

テレワークの三つの働き方にはしっかりと「在宅」が含まれていますね。
だから在宅勤務はテレワークの一種です。
次にリモートワークの定義を思い出してください。
「オフィスから離れた場所で働く」
でしたよね。
在宅勤務も「オフィスから離れた場所」ですよね。
だから、在宅勤務はリモートワークの一種なのです。

整理すると以下の図のようになります。
図のように「テレワーク≒リモートワーク」を構成する要素のひとつが「在宅勤務」です。
図にするとこれらの関係がとてもシンプルであることがわかりますね。

テレワーク、リモートワーク、在宅勤務の違いの図解

業界によって言葉を使い分ける

ここまで読んでくださった方は

  • テレワーク
  • リモートワーク
  • 在宅勤務

この三つの違いがわかったはずです。
テレワークとリモートワークは同じ意味で、在宅勤務はテレワークとリモートワークの一種でしたね。
けれど
「じゃあテレワークとリモートワークはどう使い分ければいいの?」
という疑問が残ります。

この疑問にたいしての答えはシンプルです。
「いる業界や取引先によって使い分ける」
これが正解となります。

具体的に言うと

  • 取引先がIT系やネット系など若い人が多い業界なら「リモートワーク」
  • それ以外なら「テレワーク」

このように使い分けると良いでしょう。

テレワーク・リモールワーク・在宅勤務の違いに関しての説明は以上となります。

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