アプリで個人情報を売る方法|安全に情報を預けられる情報銀行アプリの比較

いまは銀行にお金を預けてもお金はほとんど増えません。
けど個人情報なら「情報銀行」と呼ばれるアプリに預ければ高い確率でお金をもらえます。
個人情報は売れるし、お金を稼げるのです。

この記事では個人情報を安全に売れる情報銀行アプリを紹介します。
お金を稼ぎやすいアプリがどれかわかるように、複数のアプリのサービス内容の比較もします。
記事を読めば、安全に個人情報を売れるアプリがわかり、定期的にお金を稼げるでしょう。

おそらく、これから個人情報を売ってお金を稼ぐのが当たり前の時代になります。
いまの時代、ネットやスマホの知識が無いと損をします。
おなじように、みんなが個人情報を売る時代では個人情報に関する知識が重要になります。
だから、アプリを紹介・比較するまえに

  • 個人情報とは何か?
  • 安全に個人情報を売る方法
  • 情報銀行とは何か?

などの、今のうちから知っておいた方がいい基礎知識を説明します。
安全に個人情報を売るためにもできるだけ読み飛ばさず、読み終えてからアプリに登録してください。

個人情報とは何か?どんな情報が個人情報?

個人情報を売れば、お金をもらえます。
けれど、そもそも個人情報とは何のことでしょう。
意外とピンとこない人は多いはずです。
個人情報を売るなら「個人情報」という言葉の定義を知っておきましょう。
これが、一つ目に知ってもらいたい知識です。

安全に個人情報を売るための知識

内閣府関連の機関である個人情報保護委員会のサイトで、個人情報の定義が確認できるので紹介します。

 個人情報とは、生存する個人に関する情報であって、氏名や生年月
日等により特定の個人を識別することができるものをいいます。
 個人情報には、他の情報と容易に照合することができ、それにより
特定の個人を識別することができることとなるものも含みます。

引用元:個人情報保護法ハンドブック

この説明はかなりざっくりしています。
なので、具体的に個人情報に該当する情報の例をあげます。

  • 名前(苗字と名前の組み合わせ)
  • 生年月日と名前の組み合わせ
  • 会社名と名前の組み合わせ
  • 位置情報
  • WEBサイトの閲覧履歴
  • 個人の遺伝子情報(DNA)

要は、そのひと個人を特定することができる情報が「個人情報」ということですね。

例をあげると
「山田太郎」
という名前だけでは、個人の特定が難しいです。
「〇〇株式会社の山田太郎」
これはどうでしょう?
だいぶ個人を特定しやすくなりますよね。
このような、個人を特定できるような情報が「個人情報」となります。

個人情報についてより詳しく知りたいひとは、「データのじかん」というWEBサイトにある
何が変わる? 改正個人情報保護法[インフォグラフィック]
この記事の中にある図を確認してください。
何が個人情報に該当するのか、とてもわかりやすく図にしてくれています。

データのじかんの「何が変わる? 改正個人情報保護法[インフォグラフィック]」の記事キャプチャー

データのじかんの「何が変わる? 改正個人情報保護法[インフォグラフィック]」の記事キャプチャー

安全に合法的に個人情報は売る方法は?

個人情報を売るために基礎知識として、まずは個人情報とは何か?を確認しました。
つぎは、安全に個人情報を売る方法について説明します。

安全に個人情報を売るための知識

個人情報を売る。
これについて、どんなイメージを持ちますか?
あまり良いイメージがわかないですよね。
なにやら犯罪的な印象を持ってしまうのは

  • ベネッセの個人情報流出事件
  • 個人情報が売買される、違法な闇市場[1] … Continue reading

などの影響でしょう。
闇市場には新型コロナウイルスの影響で利用者が急増した「ZOOM」のアカウントも売られているそうですから、闇が深いです。

ここで知っておいてもらいたいことがあります。
じつは、個人情報は売れるものなのです。
個人情報を売ることは違法ではありません。
個人情報保護法でも、個人情報を売ることを禁止していません。

ただし、法律に違反せず売るのには条件があります。
売れるのは
「本人が売るのに同意した個人情報」
です。
個人情報の所有者である本人が
「売っていいよ」
と意思表示をしたときのみ、個人情報は売れるのです。
もちろん、個人情報の所有者である本人は自分の意思で情報を売れます。

それでも、個人情報は大事なものです
信頼できる会社・団体以外に売るのは危険です。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
危険な売り先としては名簿屋があります。完全無料で使える出会い系サイトなどもデータを売って稼ぐので、ビジネスモデルとしては名簿屋に似ています。

だから、この記事では安心して個人情報を売る方法として
「情報銀行(じょうほうぎんこう)」
というサービスをおすすめします。

情報銀行を使えば安全に、ほぼ確実にお金を稼ぐことができるのです。

「情報銀行」はどんなサービス?

個人情報を売るための基礎知識として、最後に「情報銀行」について説明します。

安全に個人情報を売るための知識

ところで「情報銀行」を知っていますか?
たぶん知らないと思います。
なぜなら、情報銀行はとても新しいサービスだからです。

情報銀行とは、インターネットで使えるWEBサービスの一種です。
とうぜん、スマホのアプリでも情報銀行を使うことができます。

たとえるなら、情報銀行は「個人情報を出品できるメルカリ」のようなサービスです。
メルカリをつかえば自分が持っているモノをアプリで簡単の出品して売れますよね。
情報銀行をつかえば、自分が持っている個人情報をアプリで簡単に出品できます。

メルカリと違い、情報銀行は個人情報を売ってそれでおしまいではありません。
正確にいうと、情報銀行には「個人情報を預ける」のです。
ここは普通の銀行にお金を預けるのと同じイメージです。

預けた個人情報は情報銀行によって安全に保管されます。
セキュリティなども万全の態勢を用意しています。
そして情報銀行は預かった個人情報を
「個人情報を買いたい」
という企業などに販売してくれます。
つまり、あなたの代わりに個人情報を売ってくれるのです。
個人情報の販売代理店ということですね。
もちろん、変な会社には個人情報を売りません。
きちんとチェックしてから売ってくれます。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
情報銀行は、あなたの代理となり個人情報を販売してくれる「信頼できるセールスマン」とも言えますね。

情報銀行の利用イメージ

信頼できる情報銀行の見分け方

安心して使うためにも、情報銀行についてすこし補足させてください。

情報銀行は新しいサービスで、総務省・経済産業省なども推進しているサービスです。
個人情報を預かるという、プライバシーに関わるサービスでもあります。
そのせいか、情報銀行は簡単につくれません。
全然知識がない人が個人情報をあずかって、いろいろな人に売ってしまったら嫌ですよね?
だから情報銀行には「認定」という仕組みがあります。
認定とは免許や資格みたいなものです。

もし個人情報を預けるなら、認定をもらっている情報銀行を選びましょう。
選びかたは簡単です。
情報銀行を認定している
「一般社団法人 日本IT団体連盟 情報銀行推進委員会」
のホームページをみて
認定事業者一覧
を確認するだけです。
このページに掲載されている情報銀行は認定を受けているので安心して利用できます。

ちなみに、2021年4月の時点で認定されているのは

  • 中部電力株式会社
  • フェリカポケットマーケティング株式会社
  • 三井住友信託銀行株式会社
  • 株式会社J.Score
  • 株式会社DataSign
  • 株式会社MILIZE

などの企業です。
認定のハードルがかなり低いのか、認定されている会社はあまり増えていません。

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
もしSNSやネットの広告などを見て「情報銀行を使いたい」と思ったら一度そのサービスがきちんと認定されているか確認するのがおすすめです。

高く売れるのはどんな個人情報?

最後に、みなさんが最も知りたいであろうことを説明します。
どんな個人情報が情報銀行で高く売れるか、です。

情報銀行は新しいサービスですので、個人情報の相場などは決まっていません。
だから、どんな個人情報が高く売れるかはまだわかりません。
ただ、原理原則はあるはずです。
ポイントになるのは「情報の希少価値」です。
つまり、価値があるけど世の中にあまり出回っていない情報には高い値段がつくはずです。

例をあげます。
いまは世界中が新型コロナウイルスで大変なことになっていますよね。
けれど、どんなに新型コロナ感染者と濃厚接触しても絶対に感染しない人(ここでは「Aさん」とします)がいたとします。

もしあなたが製薬会社に勤務していて、新型コロナの治療薬をつくっているなら「Aさんの遺伝子情報」を欲しくなりませんか?
※遺伝子情報も個人情報のひとつです
もしAさんの遺伝子情報が手に入れば、その遺伝子情報を研究して新型コロナウイルスの治療薬を作れるかもしれません。
このような状況で、「Aさんの遺伝子情報」にはいくらの値段が付くでしょうか。
数万円とかでは買えなそうですよね。
もっと高い価値がある、と誰もが感じるはずです。

これは極端な例です。
それでも

  • 希少性
  • 価値

で個人情報の値段が変わることがなんとなくわかったと思います。

他にも例を挙げます。
パソコンのウィンドウズで有名なビル・ゲイツは、よく「世界一のお金持ち」と言われています[2] … Continue reading
もし、ビル・ゲイツのWEBサイト閲覧履歴があったら、どれくらいの値段が付くでしょうか。
世界トップクラスのお金持ちが毎日どんなサイトを見ているか、知りたがる人は多いと思いませんか?
では、ふつうの日本人サラリーマンが毎日チェックしているWEBサイトはどうでしょう。
たぶん、こっちはたいした値段はつきませんよね。

このように、情報の価値はその情報に希少性があるかないかで決まるのです。

情報銀行アプリの比較

サイト管理人 南研吾
サイト管理人 南研吾
ここまで読んでくださった方には申し訳ないのですが、まだ情報銀行アプリはリリースされていません。
なので、サービスの比較はアプリがリリースされてから行います。

資産運用のように個人情報も「運用」する時代

お金を銀行にあずけてもほとんど増えない時代です。
けれど、個人情報を情報銀行にあずければお金に替わります。

このような時代ですので、個人情報をただ持っているだけでなく「運用する」という考え方が大事です。
※「運用」とは、ものをうまく働かせ使うことです
毎月数千円くらいしかお金がもらえないかもしれませんが、1年間運用すれば数万円です。

個人情報を運用し、毎月5,000円の収入があるとします。
人生100年で計算すると、18歳から100歳まで個人情報を運用すれば
12ヶ月×5000円×82年=492万円
です。

毎月受け取れる5,000円を投資信託などにまわせば、金額はもっと増えるかもしれません。
資産運用のように、個人情報も「運用」する時代がもうすぐ来ようとしているのです。

引用・脚注

引用・脚注
1 「ダークウェブとも呼ばれますが、この記事では説明しません。くわしく知りたい方はダークウェブってなに? 情報流出への備えと、もしものときの対処法の記事を確認してください。」
2 とんでもない資産家ですが、総資産額が世界一でないときもあります。すくなくともアメリカの雑誌が発表した、2020年の世界一のお金持ちはAmazon創業者のジェフ・ベゾスです。ビル・ゲイツは2位にラインクインしています。

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