エンジェル投資家の定義は?普通の個人投資家との違いは何?

「エンジェル投資家」について、定義や普通の個人投資家との違いなどを説明します。
エンジェル投資について明確なイメージを持ちたい方はぜひ記事を読んでください。

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エンジェル投資家の定義

エンジェル投資家の定義はとてもシンプルです。
「未上場の企業に投資(出資)する個人の投資家」
こんな投資家がエンジェル投資家と呼ばれます。

この「個人」というのがポイントです。
もし会社(法人)が未上場企業へ投資している場合、その会社は

  • ベンチャーキャピタル(VC)
  • コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)

などと呼ばれ、一般的にはエンジェル投資家の定義から外れます。

普通の個人投資家との違いは何?

これまで、企業の株(株式)に投資する個人は「個人投資家」とひとくくりで呼ばれていました。
けれど個人投資家とエンジェル投資家では違いがあります。
では、個人投資家とエンジェル投資家はどのような違いがあるのでしょうか?

こちらもシンプルで、出資先の企業が違うのです。
一般的に個人投資家は「市場(マーケット)」に上場している企業の株式を購入します。
けれどエンジェル投資家は市場に上場していない、未上場企業の株式を購入するのです。

市場に上場している企業の株は東証やマザーズなどの市場で売買できますが、未上場の株は基本的には市場で売買ができません。
なので、他の方法をつかって株を手に入れることになります。

サイト管理人 南研吾
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この「他の方法」については後ほど説明します。

エンジェル投資家は大きく2種類に分かれる

まずはじめに個人投資家とエンジェル投資家の違いを説明しましたが、エンジェル投資家にも種類があります。
大きくわけて2種類。

  • 経営者型のエンジェル投資家
  • サラリーマン型のエンジェル投資家

です。

経営者型エンジェル投資家とは?

経営者型エンジェル投資家とはその名の通り経営者としての経験があるエンジェル投資家です。
このタイプで多いのは

  • 上場企業の経営者・創業者
  • 上場企業の創業メンバーや元役員
  • 事業や会社の売却に成功した元経営者

などの肩書きや経歴を持つ人です。

つまり

  • 株式の上場
  • M&A・事業の売却

などによって得た豊富な資金をつかいエンジェル投資をする、というのが経営者型エンジェル投資家のパターンです。

サラリーマン型のエンジェル投資家とは?

サラリーマン型のエンジェル投資家はその名の通り、会社員として普通に働きながら投資する個人投資家です。
安定した収入はありますが、経営者型と比べたらエンジェル投資できる資金の額は少ないことがほとんどです。

サラリーマン型と経営者型と違い

サラリーマン型の経営者型のエンジェル投資家を比べると

  • 職業や経歴
  • 投資に使える資金の額

などが違うと説明しましたが、ほかにも違いがありますので説明していきます。

投資先の探し方

まずはエンジェル投資家としての投資先の探し方が違います。

サラリーマン型の場合、基本的には
「株式投資型クラウドファンディング」
というサービスを利用し、投資先を探します。

対して、経営者型の場合は株式投資型クラウドファンディング以外にも

  • 友人の経営者へ出資
  • 出資先の経営者と共通の知り合いから紹介されて出資
  • 複数の経営者仲間と共同で出資
  • エンジェル投資家と起業家とのマッチングサービスで知り合い出資

などの方法で投資先と出会い、出資することがあります。

要は経営者型のほうが出資できるチャンスが圧倒的に多い、ということですね。
これは資金力や人脈の差によるものなので、経営者型の方が有利です。

出資する金額

次は出資する金額の違いです。

サラリーマン型の場合、投資先1社に出資する金額はだいたいが数万円から数十万円の範囲で収まります。
この金額は株式投資型クラウドファンディングの運営会社が設定しているので、資金の多い少ないは関係ありません。
株式投資型クラウドファンディングでエンジェル投資をすると、だいたいこの範囲内に落ち着きます。

経営者型の場合はもう少し金額が大きくなります。
日本では1社にたいして1人あたり数十万円〜数百万円が一般的でしょうか。
サラリーマン型と比べるとケタが1つくらい大きくなります。
お金に余裕がある人でも、会社の事業として投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)と比べると金額はかなり少ないです。

サイト管理人 南研吾
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海外では資産にかなりの余裕がある人が数千万円単位で出資することはあります。
Amazon創業者のジェフ・ベゾスなどもエンジェル投資をしており、彼のような超大物の場合は出資金額の桁が増えたりします。

投資先との関わり方

最後は出資したあとの、投資先との関わり方についてです。

サラリーマン型の場合、投資先が開催する株主総会などに参加し議決権を行使したり意見を述べる機会はあります。
しかし、経営に対してそこまで積極的に関わるケースは少ないと思います。
基本的にただ応援する、というスタンスになります。

経営者型の場合はサラリーマン型よりも積極的にサポートする場合があります。
例をあげると、出資先に

  • 会社経営のアドバイス・メンタリング
  • 知り合いの銀行、投資家を紹介
  • 会社にフィットした人材の紹介

などをしてサポートすることがあります。

ただ経営者型の場合はその人の性格・個性や本業の忙しさなどにより、投資先との関わり方はバラツキがあります。
人によっては積極に関わるし、お金だけ出してあとはノータッチ、という人もいます。

サイト管理人 南研吾
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経営者型の方が出資金額が多いぶん、サラリーマン型よりも多くの株式を保有できます。
だからより積極的に関与しやすい、という違いもあります。

いまは誰でもエンジェル投資家になれる時代

ここまでエンジェル投資家の定義や、サラリーマン型や経営者型の違いについて説明しました。
今は、その気になればだれでもエンジェル投資家になれる時代です。
もし興味があったらぜひチャレンジしてください。

この記事を執筆した人
南研吾

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